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空と人間が大好き! どちらも変わりやすいもの。だからこそ一瞬を見逃せない☆ そんな小さな幸せに気付き始めた今日この頃。 どなたでもコメント歓迎です♪ 足跡あれば辿ります☆
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EARTH:Ⅴ
EARTH:Ⅴ
微妙…すいませんorz
「言っていることがよく解らないんですが…」
「つまりは君がおかしくなったわけじゃないってことだよ。」
そう言うと老人はゆっくりと立上がり、カウンターの向こう側から僕の方へと出てきた。老人は僕の隣りへもう一つ椅子を用意すると用心深くゆっくりと座り一冊の本をカウンターに置いた。その本はかなり古いものらしく表紙の鮮やかな赤だったと思われる色は黒ずみ、所々が折れ曲がり中の厚紙が見えていた。古びた本の上に手を置くと老人は、
「さあ、ゆっくりと話そうじゃないかアース君。」
僕は驚いた。初めて会った老人に自己紹介もなしに名前を呼ばれたからだ。
「何故私が君の名前を知ってるか知りたいようだね。」
老人は優しく微笑むとそう言った。僕は何一つ言葉を発することが出来なかった。
「私の名前はシェナウ。何故君の名前を知っているかと言うと今朝君の夢を見たんだよ。その様子だと名前は合っているようだね。」
老人いやシェナウはゆっくりとした口調で説明した。
(夢で見た!?僕の?)
僕の頭は相変わらず混乱を繰り返し、聞きたかったすべてのことはどこかへ消えていってしまった。ただ一つ解ったことはこのシェナウという老人はただ者ではないということ。


シェナウと過ごした時間はとても温かかった。声が言葉一つひとつが優しかったのだ。古びた時計屋は今の僕にとっては無くてはならないものとなっている。
ねぇシェナウ…―


僕はシェナウが手を乗せたままの本へと視線をおとした。
(一体中には何が書かれているんだろうか。)
僕の心と思考はいつの間にかシェナウの手の中へと収まっていた。
「これをアース、君に貸そう。ゆっくりと読むがいい。」
僕は驚き、シェナウの顔を見た。
「え。でもこの本は何が…」
「読めば全てが解るさ。」
ぴしゃりとした口調で僕の言葉は遮られた。そう、ここに来たときと同じように。

僕はとりあえず一度家へと戻った。(専らシェナウにそうしろと言われたのだが)
渡された本を机に置いた。不思議なことにその本はあたかも昔からそこに在ったかのようにしっくりと僕の家の空間に馴染んでいた。
有に三百ページはあるだろうこの本は一体何が書かれているのだろうか…
吸い込まれるように僕はその本の古びた表紙を撫ぜ、ゆっくりと開いた。


→NEXT
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【2006/03/06 15:22】 | 物語 | TrackBack(0) | Comment(4) |
<<明日からは * Home * EARTH:Ⅳ>>
Comment
おもしろい~(>∪<)
続きを楽しみにしてるね!ゆっくり更新してください。
【2006/03/06 17:38】 URL | こぱん #-[ 編集]
ありがとうヾ(≧▽≦)ノ
頑張るよ☆
【2006/03/06 20:56】 URL | ありす #-[ 編集]
ンまぁ(゜□゜)”!
いい感じに進んできてますねぇ(>_<)

けど、焦らずありすさんのペースでゆっくり書いてくださいね
【2006/03/07 20:25】 URL | ハッチ #-[ 編集]
ありがと☆
マイペースに書くよ♪
【2006/03/09 21:11】 URL | ありす #-[ 編集]
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